個人で年商1,000万円クラスの上級者になるためには視野を広く持たないと到達できない
当サイトで紹介しているテクニックを積み重ねていくことで、初心者から中級者へとステップアップし、安定して売れるようになったという声が沢山聞こえてきますが、副業としての域をなかなか超えられないという声もチラホラ頂いております。
当サイトの掲げるテーマである「副業から本業へ。」という中級者から上級者へとステップアップするにはどうしたら良いのか?
今回は、中級者から上級者へと進むためにやること・抑えておきたいポイントを紹介したいと思います^^
自分の力だけでは対処できない壁があることを知っておく
BASEやminneといったショッピングアプリ、ハンドメイドマーケットは、各企業が用意して下さった市場(フィールド)です。
フィールドを訪れるのは、ほぼ同じフィールド内にいる方々のみです。(例:BASEで宣伝しても受信するのはBASE利用者のみ)
GoogleやYahooで検索してショップを訪れる方は、どれだけ自力でSEO対策してもほぼ皆無に等しく、費やした労力に伴う結果は得られません。
このため、ある程度売れているショップは「ブログ」や「メルマガ」といった手段で集客を行っています。
しかし、このブログやメルマガもまた同じフィールド内のサービスのため、結局同じフィールドの方々にしか届かず、爆発的に成長することは難しいです。(メルマガ配信サービスなど)
「初心者」が「初心者」のまま留まってしまうのは、ここでつまづいて先への進み方が分からなくなってしまうからです。
原因は、
「同じフィールド内で動いてしまっているから」
です。
どうしても、母数(利用者、宣伝対象)がアプリ利用者数が頭打ちになってしまうため、せいぜい500万人程度しかいません。
更に、アクティブユーザー(実際にサービスを活用・利用している人)は一般的に全体の3割程度なので、150万人~300万人程度がリアルな数字になってきます。
そこで、当サイトは「SNSでの宣伝」を推奨することで初心者から中級者へと導くことに成功致しました。
SNSは、ご存知の通り世界中の人が利用しており、ユーザー数も下記の通り比べ物にならないほど多いです。
(2019年時点)
名称(国内) | ユーザー数 | アクティブユーザー(%) | アクティブユーザー数 |
BASE | 500万人 | 非公表 | 150万人(推測) |
Face Book | 2,800万人 | 56.1% | 1,571万人 |
4,500万人 | 70.2% | 3,160万人 | |
2,900万人 | 84,7% | 2,456万人 |
データ引用元:https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/
上記の表からもそもそもの母数が少なすぎて宣伝に力を入れても影響範囲が少なく、効果が期待できないということが理解できると思います。
つまり、特定のフィールドだけでどれだけ努力しても結果が伴いにくいので、視野を広く持ち市場規模の大きい別のフィールドでもアプローチしていく必要があるのです。
ここまでのおさらい
- 特定のフィールド(市場)だけで納まってしまうと初心者のまま
- 理由は市場規模が小さいから
- 当サイトはSNSでの宣伝を推奨した
- 理由は市場規模が大きく、適切なアプローチができるから
- 実際、SNSは効果が大きく安定収入へとつながり、中級者へと進めた
ここまでが初心者から中級者へとステップアップするための考え方、ポイントでした。
ここからは、中級者が上級者へとステップアップするための考え方、ポイントの紹介になります。
作業量=収益なのは初心者まで。中級者は作業量に注意。
SNSを利用することで、母数が大きくなったこと。更に適切なアプローチを行うことでお客様が増え、商品が売れるようになりました。
SNSで宣伝すると、お客様が増え商品が売れる…
充分な結果に満足する方もいらっしゃるでしょう。しかし、ここまで読み進めているあなたは、こんなもんじゃ満足できず更なる高みを目指して成長したいと感じているはずです。
そこであなたは「もっとショップを見て欲しい!」「もっと売りたい!」「もっと!もっと!!」という想いからSNSでの宣伝を増やすことでしょう。
ある程度のところまでは作業量に応じてお客様も増え、商品も売れるようになります。
しかし、ある一定のラインを越えたその時、それは突然訪れます。
「今まで以上に宣伝しているのに売れない。むしろ売上げが下がってきている。」
あなたは、「宣伝すれば売れる」という頭があるため、何度も何度も朝も昼も夜も宣伝し続けますが、やればやるほど逆効果…
あれだけ反応があったのに反応も減り、フォロワーも減ってきたのを見て、慌てて今まで通りのペースに戻しても時すでに遅し。押しても引いても、暖簾に腕押し。
遂には誰もあなたのショップを見向きもしなくなってしまいました。
あなたは、何がいけなかったのか分かりますか?
お客様視点での捉え方ができないショップは人が去っていく
前項では、作業量が利益に直結すると考えた中級者が陥る典型的な失敗パターンです。
失敗の原因は、自分の利益だけを追求しようとした行動が主な原因です。
ネットの正解であっても、実際にどこかに実在している人間であることを忘れてはいけません。
人間には感情があります。自分の利益だけを追求しようとして朝も昼も夜もひたすら宣伝、勧誘したら相手はどう思うでしょうか?
毎日毎日、勧誘のセールスマンにインターホンを鳴らされたり、ポストがチラシでいっぱいになっていたら嫌な気持ちになりますよね。
「嫌ならでなければいいじゃないか。不要なら捨てればいいじゃないか」というのは、送り主の身勝手な意見であって、通用するものではありません。
どれだけ興味のある商品、素敵な商品だとしても「頻度」と「タイミング」が重要です。
ほんの少しで良いんです。お客様となる人物のイメージ像を想像してみましょう。
- 20代OL
- 7時起床。9時出社。
- 昼休憩は12時~13時。
- 19前後に退社。
- 買い物をして20時頃帰宅。
- 21~22に夕食、入浴。
- 22時~24時までフリータイム。
- 24時就寝。
このような生活を送っている人がお客様像だった場合、午前5時や16時に宣伝しても目に留まる可能性が非常に低いことは一目瞭然です。
この場合、8時~9時の通勤時間帯、12時~13時のお昼休み、22時~24時のフリータイムに宣伝を行うことで見てもらえる可能性が高いと考えられます。
見てもらえる可能性が高い時間だからといって数分おきに宣伝したり、何度も何度もコピペの宣伝や似たような内容の宣伝ばかりしても効果が薄いので、「適度な頻度」、「煩わしく思われないように」を心がけてアプローチすることで、お客様が離れていくことなくリピーターになって下さる可能性が高まります。
自分の利益だけを追求するのではなく、相手にとっても有益だと思われる宣伝が重要です。
いわゆる「Win - Winの関係」です。
もう手を動かすのはやめよう。手作業を減らす工夫が必要
また、中級者が上級者になる上で重要なことは「手作業を減らすこと」です。
確かに宣伝は効果的ですし重要なことですが一生、朝も昼も夜も宣伝し続けるわけにはいきません。
宣伝を外注化したり、自動で宣伝するような仕組みを作ることも良いですが、これらの手法は中級者が中級者で居続けるための方法であって、理想的な形ではありません。
外注化すれば外注費がかかりますし、人と人とのやりとりが発生するため細かいニュアンスまで伝えきれず、100%思い通りにいくことはありません。
自動で宣伝するようなツールを使用した場合、いくら体温を感じられる(人間味のある)宣伝を行ったとしても、機械化してることによる「冷たさ」が露呈してしまい、長続きしませんのでおすすめしません。
では、実際のところどうすれば良いのか?その答えは「宣伝」という行為の種類を正しく理解することです。
はてな
Q.宣伝とは?
A.宣伝(せんでん)とは、企業や商店などが、自分たちが提供する商品やサービスを、その特長も含めて一般大衆に知ってもらおうとする活動の事。広義にはキャンペーンや試食販売などのプロモーション活動も含む。
この文章を読んだところで、「ふ~ん。」「確かにそうだけど。」「だからどうした?」と思うかもしれません。しかし、よく読んでみて下さい。「一般大衆に知ってもらおうとする活動」って具体的にどんなことだと思いますか?
色々思い浮かびますよね。例えば「チラシのポスティング」、「ポケットティッシュ配り」、「看板を出す」、「キャンペーンサイト」など。
実はこの4つの例には「2種類」に分けられます。
宣伝の種類 | 宣伝の方法 |
チラシのポスティング | 継続 |
ポケットティッシュ配り | 継続 |
看板を出す | 1回で完結 |
キャンペーンサイト | 1回で完結 |
宣伝活動というのは、上記の表からも分かるように「継続」と「1回で完結」という2種類あることが分かります。
前述での「SNSでの宣伝」は「継続」であることが分かると思います。
継続して宣伝する場合、人件費、広告費が増え続けます。辞めた途端、効果は0です。
対して一回で宣伝する場合は一度作ってしまえば、費用は増え続けません。かかっても1年に1回程度の看板の修繕費やサイトの運営費ぐらいです。
あなたが個人でネットショップ(ECサイト)を運営している場合、継続して宣伝することで労力と時間が「宣伝活動」に割かれてしまい、新商品陳列、商品並べ替え、在庫管理、集客データ分析などの時間が減り、成長速度が鈍くなります。
宣伝なんて、ほんの少しの時間かもしれませんが1日あたり30分費やした場合、1週間で210分、1ヶ月で840分、年間10,080分となります。これはちょうど7日間(168時間)に相当します。
1日あたり3時間の作業を行っている人であれば56日分の作業が失われます。
1日あたり2時間の作業を行っている人であれば84日分の作業が失われます。
1日あたり1時間の作業を行っている人であれば168日分の作業が失われます。
こんなにも遅れてしまうと、周囲との差別化ができず大きく成功する前にライバルにお客様をゴッソリ持っていかれてしまい、売れる物も売れなくなってしまいます。
このため、宣伝は「1回で完結」するような手法をとることが上級者になる上で必要不可欠です。
では、具体的にネットショップ(ECサイト)における「1回で完結」するような手法とはどのようなものがあるか?
次項で紹介したいと思います。
外部サイトを持ちリスクヘッジを行うことの重要性
ネットショップ(ECサイト)における「1回で完結」するような宣伝方法は、1つしかありません。それは「宣伝用の外部サイトを構築する」です。
企業などの場合は、宣伝サイトを作成しテレビCMなどで宣伝を行うのと同じです。
私たちのような個人の場合は宣伝サイトを作成した後は、必ずしも宣伝を行う必要はないというのが異なる点です。
企業の場合、短期間で一気に宣伝し一気に費用を回収したい意図があるため、宣伝も頻繁に行いますが、私たちの場合は短期間の結果を求めるのではなく、最終的に安定した利益を追求するため、必ずしも宣伝を行う必要はありません。
では、具体的に宣伝用の外部サイトの構築方法を紹介したいと思います。
宣伝用の外部サイトには大きく分けて4つあります。
種類 | サービス例 | 特徴 |
無料ブログサービス | 【Seesaaブログ】 はてなブログ など | 初心者でも5分あれば作成可能 |
無料でサイト構築 | ペライチ など | 独自のスタイルで頑張りたい人向け |
有料ブログサービス | 無料ブログサービスの有料版を利用 | 無料版の機能制限を撤廃したもの |
有料でサイト構築 | WordPress(ワードプレス) | 完全独立型 |
上級者としてやっていくには、これらの中で利用するものは「有料でサイト構築」です。
有料、無料問わずブログサービスはサービス提供元の企業の一存に委ねられてしまうため、記事が削除されたり、最悪の場合はサービス終了・突然閉鎖されるなんてこともあり得ます。
「無料でサイト構築」に関しては、どうしても無料で突き進みたいならば良いですが制限があったり、自力でHTMLやCSS編集を行いカスタムしていく必要がありますので事前にしっかりと勉強する必要があります。
有料でサイト構築をする場合、レンタルサーバーを利用し、WordPress(ワードプレス)を構築、独自ドメインを取得し割り振ることでサイトが構築できます。
この説明だと分かりづらいと思うので「家」で例えるなら、インターネット上に土地を借りて建物を建て、住所を割り振ることであなただけのサイトが完成します。
宣伝用の外部サイトで直接販売することも可能
宣伝用の外部サイトを作成するには、前述の通りレンタルサーバーを利用したり、独自ドメインを取得する際に費用が発生します。
サーバー代は月に1,000円前後。独自ドメインは種類にもよりますが1円から取得できます。
このため、支出はあっても収入は無いように見えます。
(ネットショップ(ECサイト)の増益分はネットショップ(ECサイト)の利益なので外部サイトの利益としては計上しません。)
では、どうするかというとWordPress(ワードプレス)で作成した外部サイト自体をネットショップ化して商品販売するのです。
自前でネットショップ(ECサイト)を運営してしまえば、BASEやminneといった各企業が用意して下さった市場(フィールド)で留まる必要が無くなります。
なので、外部サイトで宣伝しつつ、そこでネットショップ(ECサイト)も営むことで「安心して購入したい人はリンク先のネットショップへどうぞ」「少しでも安く購入したい方は当店(外部サイト)から直接どうぞ」といった棲み分けも可能です。
この手法を用いることで、自然とお客様は「買うか・買わないか」ではなく「どっち(BASE・外部サイト)で買おうかな」という思考回路へと誘導できます。
更に既存のサービスを介さないことで手数料を抑えられ、その分だけ商品価格を下げたり利益を増やすことが可能です。このように、上級者は自前でショップを営むことで同じ商品でもより多くの利益を得られるように試行錯誤しているのです。
外部サイトはネットショップ(ECサイト)以外にも沢山の利益が得られる
外部サイトから利益を生む方法として、「外部サイトの自前ネットショップ化」を紹介しました。
外部サイトは、これ以外にも沢山の収益の確保の仕方があります。
そのためには、この記事のタイトルにもしているように「視点を広く持つ必要があります。」
そもそも、外部サイトにおいて「ネットショップ化」というのは機能の一つ、考え方の一つでしかありません。
少しだけ視野を広く持つとネットショップ(ECサイト)以外にもこんな収入源が見えてきます。
- 広告収入を得る
- アフィリエイト収入を得る
- クラウドソーシングを募って収入を得る
- コンサルタント収入を得る
このような用途で利用することも可能です。
どれか一つに絞るのではなく、全てを並行して行うことで収入源が増え、収益が安定します。
年商1,000万円に到達するには様々な手段がある
年商1,000万円に到達するには既存のサービスを利用していては母数が小さいことから、難しいことがご理解頂けたかと思います。
自前で外部サイトを用いてネットショップ(ECサイト)を構築することで、商品価格を抑えたり利益を増やすことができます。
また、最も重要な考え方である「外部サイトの利用方法」を学んだことで沢山の収益源を持て収入が安定することが分かりました。
これによりネットショップ(ECサイト)だけで年商1,000万円を目指すも良いですが、その他収入も並行して得ることでより年商1,000万円まで更に加速できます。
最初に戦略、計画を立てて構築してしまえば、あとは待つだけ。
あなたが寝ている間も食事している間も、友人と楽しく飲んでいる時も外部サイトが24時間365日稼いでくれるようになります。
私がこの記事を執筆している最中も、ネットショップ(ECサイト)で商品が売れ「チャリン」、広告収入が入り「チャリン」、アフィリエイトで報酬が発生して「チャリン」…
あなたが上級者になるための手段、考え方はこの記事に全て詰め込みました。
あとは、あなたが行動するだけです。
さあ、あなたも年商1,000万円に到達して自由な時間、素敵な生活を手に入れましょう。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました^^